外国人講師の見た日本

イタリアの太陽のおすそ分けはいかが? ◇◇◇◇◇ 青山教室・イタリア語会話

南イタリアといえば太陽。その太陽の恵みで、なんと両親が輝かしい名前を授けてくれました。その名はELIANA、つまり太陽という意味。ですから「イタリアの太陽」と自己紹介しても過言ではないと思います。結婚前CRISTALLI(水晶)という苗字でしたから太陽と水晶、両方から輝きを与えられたわけ。だから明るく輝きのある人生をモットーとして生きています。さて、私が初めて来日した時、印象的だったのは町中のライトや看板の明るさ、それと女性が深夜一人で家に帰れるってこと。とても信じられなくてイタリアとは全く別世界だと実感しました。また日本人と話してみると楽しくて心が和むような優しさを感じ、私には天国のようでしたが、唯一気になったのはお酒に関するマナーの事です。私の国では普通人前で酔っ払ったりしません。特に駅などで酔っ払って事故を起こすなんて!でも日本に来て勉強になったことも沢山あります。例えば人の話を静かに聞くこと。イタリア人同士ですとお互いに自分ばかり話がしたくて結局喧嘩しているように見受けられがち。勿論ちょっと情熱が抑えられなくなっているだけなのですが!やはりイタリア人にとって情熱が人生の全てなんです。さて私はお料理は和食なら殆ど何でも食べますが大好物は親子丼。その甘辛さと半熟卵の加減が素晴らしく、ナポリピッツァに値する天下一品の品。この二つは私にとって魔法のお料理。ストレス解消には最高ですし、幸せな気分にしてくれるんですよ。でも私にも苦手があって貝類のお刺身だけはご遠慮させていただいています。教室ではいつも楽しいレッスンを心がけていますから、生徒さんには積極的に会話に参加してもらい国際的な感覚で接し合うように、また恥ずかしさを乗り越えることで、外国語の世界はより身近になるものです。情熱さえあれば年齢を問わず誰でも言葉は覚えられますし、人とのコミュニケーションを大切にすれば国際的な感覚や愛情が生まれ、もっと素晴らしい日本社会が築けるはずです。愛は心の太陽。イタリアの太陽のおすそわけをあなたもいかがですか?


NHK文化センター・メンバーズ・マガジン2001年夏16号14頁に記載された記事


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